23.02.13
見えないところこそ、大事
こんにちは。
愛猫の照生が冷蔵庫の前でおねだりしてくる可愛さに負け、時間がないのに「せーの」と言ってジャンプして懐に飛び込ませる芸をさせ、ご褒美のチュール(猫に大人気のおやつ)を上げることを日課にしている中野です。
さて。
今日は、『見えないところこそ、大事』というテーマでお話したいと思います。
まず、モデルハウスの工事の進捗状況ですが、外装、内装ともに仕上げ工事に入ろうという段階です。お客さまにはちょうど観ていただきたいタイミングです。
なぜ観ていただきたいかというと言いますと、完全に仕上がってしまったら見えない部分で、きれいに仕上げるためにはこの段階の下地をきちんと確認することが品質管理上とても重要なんです。
最初の写真は外壁下地のパテの状態です。このパテは仕上げたときにこのつなぎ目が出ないようにしっかりと平滑に作ることでつなぎ目が分かりにくくなります。材料の動きやすいところはひび割れしやすいのでメッシュシートで目地をしっかり固めます。
次の写真がクロスの下地パテの状態です。クロスの厚みは1mm前後なので下地の不陸が大きいと仕上がった時に影が出来たり、膨らんで見えたり、ビスの跡が見えたりします。
丁寧にパテを入れ、平滑に仕上げます。
このタイミングでのチェックで問題あれば直していただきます。
(数カ所ビス締めが甘いところあり、直していただきました)
表面の出来上がりのチェックも大事ですが、下地の問題が表面に現れているときは下地の状態から直さないといけません。(だからリフォームは難しい(;^_^A)
少し話を発展させますが、
表向きの綺麗さや物から発してくる空気感ってその作り手の思いやどれだけ丁寧な仕事がされているかが表情に滲み出てきます。
物に限らず、人も内面でどう考えているかでその人から滲み出てくる人柄ってあると思いませんか?
弊社はそんなモノづくりのマインドも併せて業者さんと話しながら家を作り、皆さんに好きと言ってもらえるようなブランドになれたらいいなと思います。
今回はちょっと堅い話でしたね(;^_^A
以上です。